地獄と悪魔
神は遍在である。神はあらゆる場所にいる。地獄があり、悪魔がいるとすると、地獄の中には至るところに神がいて、神だらけである。地獄の姿で中身は神だらけであるから、地獄の姿をした神様であり、神である。
悪魔がいると、悪魔の中には至るところに、神様が充満している。悪魔の姿で、中身は神様。悪魔の姿の神様。つまり、神様だっちうの。
地獄と悪魔がいるとすれば、神の遍在を忘れ、神とのつながりを忘れた神の子の心の中にだけある幻である。
内なる神に繋がれば、すぐわかる真実、神の遍在を、忘れてしまった知識の無い、無知な人の心にのみ現れうる幻が、地獄と悪魔である。愚かな人の目には、幻も真実に見えるものである。
神は遍在する。神はあらゆる場所に、すべての場所に存在する。ここは神の国。地獄と悪魔が存在し得る余地はない。地獄と悪魔が存在すると思い込み、信じている人にとってだけ見える幻である。