夜中に目を覚ましたら、あれれ、目が見える。本の字が見えている。メガネ無しで見えているなあと思った。
きのうは神の偏在について思いを巡らしていたのだ。
出会う人すべて神、に到達したのだった。目に神が存在すると言ったっけ。
舌に神が存在する。鼻に神が存在する。耳に神が存在する。頭に神が存在する。首に神が存在する。背骨に神が存在する。心臓に神が存在する。肺に神が存在する。胃に神が存在する。膵臓に神が存在する。小腸に神が存在する。大腸に神が存在する。肝臓に神が存在する。腎臓に神が存在する。脾臓に神が存在する。腰に神が存在する。へそに神が存在する。ももに神が存在する。膝に神が存在する。足に神が存在する。手に神が存在する。肘に神が存在する。腕に神が存在する。肩に神が存在する。血の中に神が存在する。息の中に神が存在する。水の中に神が存在する。原子の中に神が存在する。電子の中に神が存在する。陽子の中に神が存在する。中性子の中に神が存在する。神のいない場所はない。
目の前の人の中に神が存在する。会う人会う人の全てに神が存在する。
今まで気づかなかった大事な神様。愛の神。ありがたいことに、ここは神の国。ずっと以前から神の国。その国民がみんな神様である国。神の国。天の国。
神の国はどこにあるのでしようかと問うていたけど。目の前に広がっていたのだ。ずっとずっと以前から目の前にあったのだ。ただ、気づかなかっただけなのだ。
ここは、神の国。神の時代になった。