150億年
前に起きたビッグバンにより球状宇宙ができたという。
球状宇宙の中でエーテル粒子が定在波として存在していると仮定する。
ド・ブロイによると円軌道の一周が波長の整数倍でなければならない。
2πr=nλ
水素原子における電子の定常状態は、宇宙球におけるエーテル粒子の定常状態の似姿である。
宇宙球という有限の世界で、最大の物質波に着目する。光速度cで進む、波長λのエーテル粒子の質量mは
m=h/λc
hはプランクの定数。
m=2.5x10-69kg
が得られる。
同じく、4000万マイルの鉄の壁を通りぬけるニュートリノ粒子の波長λが、鉄の壁の厚みに等しいと仮定する。ニュートリノ粒子の質量mは
m=10-52kg
となる。
これは、電子の質量の20桁も小さい値であるから、測定できるはずはない。ニュートリノ粒子は質量がないといわれているのもうなずける。
太陽バーストによって生じたニュートリノ粒子は、半波長だけ短い距離を進んで地球に到達出来る。ニュートリノが光速で進んだとしても、光よりも数分速く地球に到達できるだろう。