米の作り方
私の米の作り方
種子消毒をしない
塩水選をしない
育苗箱に土を入れて、その上に籾種をまく。覆土する。
まく籾種の重さは100g位になる。理想は一本植えなのだけど、薄くまくと、欠株が増えてしまうので、100g位になつている。
苗床は10日前に代かきして、均平して、乾燥させている。
苗床に苗箱を設置したら、網をかぶせる。
網は二重にしている。
4月20日までは、霜が降りる可能性があるので、その後網をはずすようにしている。
網の固定は土だつたり、木の棒でしている。
水入れは一日一回入れて、1時間後位に排水する。次の水入れは、一日後か2日後くらいにしている。
発芽しはじめたら、葉っぱが網に食い込む前に網をはずしている。
水入れの時に、ジャンボタニシが入るので、網の袋を水口に取り付けてジャンボタニシを集めて山側の田んぼに返している。
山側の田んぼにはジャンボタニシが少なくて草の害が多くなるからである。
田植えは、ヤンマーSP-2で走行モードで植えて30x30cmで植えている。なるだけ疎植にしたいので、今年は、30x60cm植えを試験する予定。
収量と株数が無関係であるという記事を見たことがあるので、収量が多くて株数は少ないという最適な株数を見つけようとおもつている。
除草はジャンボタニシに任せて、水位を調節している。満水しては、そのままの繰り返しで、できる限り収穫まで、水を与える。中干しをしない。
刈り取りは、バインダー2条刈りか、草が多い時は、1条刈りバインダーで刈り取る。
ハザカケが夕方5時までに終わるように少しづつ刈り取り、はざかけする。
ハザカケは、近くの山から、いっぱい溢れている真竹を切ってつくる。180cmの3本をビニルひもで3回巻いてしばり、その上に3.6mの真竹を載せていく。
軽トラで道路を行くには、3.6mが良い。
10日以上乾燥させてから、脱穀するが、去年の米は、3ヶ月位乾燥する期間を長くして試験してみたが、米の水分は、15%だつた。
脱穀はハーベスタで行い、籾のままで鉄の缶に保管した。
食べるときに、籾から精米出来る循環型精米機で精米して食べている。
米の自給はなんとか出来ている。
私のところでは、健康第一で、肥料をやらないし、農薬も使わない。お金も使わなくてすんでいる。
窒素肥料を与えると植物から代謝放出されている酸化エチレンが少くなるという。酸化エチレンは、抗菌成分であり、植物はバリアーを張っているという記事を見たことがある。
肥料を与えてバリアーが弱くなり、虫が来るという。虫が来るから、農薬で殺すことになる。ヘリコプター消毒も必要だとなつてしまう。
農協は、この肥料で収量が上がりますよ。虫が来たら、この農薬が効きますよ。儲かりますよという。
でも、農薬は効かないし、稲は倒伏してしまう。ので共済保険に加入して備えましょうという。あんまりだなあ。
肥料や農薬の情報を知っているのに、黙ってお金儲けしてると思う。
でも、近くの方々は、農協暦の通りに肥料をやり農薬を使ってしまう。
何とかならないかなあと思う。